■治療経過
>>生検術

2002.01.24

 6:00 400ml水分摂取
 9:00 200ml水分摂取
12:00 手術着に着替えてストレッチャーに乗り、麻酔前投薬。(肩からの筋肉注射)
12:30 手術室入室。
13:00 手術スタート(予定時間150分)
15:00 手術終了。

ストレッチャーに乗ってから移動するまで約30分。なぜそんな余裕があるのかは解らないけど、患者にとってはきつい30分。もちろん、あたしは精神的にボロボロ。りあえず、筋肉注射した直後、個室で身内しか居ないことをいいことに幅の狭いストレッチャーの上で暴れました。親に取り押さえられました。
「落ち着きなさい」と。他人様には見せられない状況。
(実際は大部屋のほうが励まされて良かったに違いない。個室最悪。)

手術室に入ったものの、コンタクトもしてないからさっぱり見えない。
(視力0.01) でも「手術室」のなかにはかなり多くのオペが出来るところがあったのは見えた。自分のオペをするところにつくと、見えない&薬が効いていて朦朧としている中、自力で手術台に移らされる。このとき「病院って酷なことさせるなぁ」と思いつつ言われるがまま移る。乗った後は早かった。順番はもう覚えてないけれど胸に心電図をペタペタ貼られ右手首に手術用の点滴針、先生や看護婦さんが大きな声で次は何をするか伝えながら状況が進行。でも実際は大きい声じゃないのかもしれない。朦朧としてたし。右手首に針が刺さってマスクされた後は次第に麻酔が効いてきてそのへんから意識ナシ。

--手術(約120分)--

名前を呼ばれたのかはわからない。
「解ったら大きく深呼吸をしてくださーい」と言われ、解ったので(笑)
言われたとおりした瞬間、スホーって喉から管が抜かれた。
手術中に呼吸の管理をしていただいた管らしい。
意識が朦朧としている中、病棟へおかえり。
自分的には手術室出るとき、「さっき入ってきたよな?」って感じ。

病棟に帰ってきた直後はやっぱりかなり痛くて、寝て痛さを紛らわした。
なんとなく意識は戻ってきたけれど、とにかく寝た。
しっかり目を覚ましたときは、真夜中。
部屋は真っ暗で、傷が腰だからうつ伏せに寝ている状態。
カラダにはいくつか管がついてて、動いちゃまずいと思い、静止。
このとき、点滴がつながっている手も動かしちゃまずいと思ってた。
その結果…
一定の状態で○時間も動かなかったら腕がめちゃくちゃ痛くなった。
起きたときさらには汗びっしょりかいていて、でも動いちゃいけないと思ってて
敷いてるバスタオルに顔を擦ったりバカみたいなことをしてみた。
でもこのときは本人的にかなり必死。
腕の痛さも暑さも訴えられないまま、見回りに来る看護婦さんを待つ。
数十分後、天使の女神現れる。
そのときの会話。
 あたし 「うぅ…腕が痛いぃ…暑いぃ…(麻酔&喉の管の所為で濁声)」
 看護婦 「なんで腕痛いの??」
 あたし 「帰ってきてから動かしてないから…」
 看護婦 「は?どうして?」
 あたし 「動かしちゃだめなんでしょ?」
 看護婦 「そんなわけないじゃない(笑)」
天使さまが悪魔に見えた。え?動いていいの?

暑いのは、術後、カラダが冷え切ってるからベットがゆたんぽで温めまくってた所為。
腕が痛いのはロボットみたいな腕の形をして静止していた所為。
看護婦さんが来るまで誰にも訴えられなかったのは…
ナースコールが頭のライトに巻きつけられたままだった所為。
もちろん、動かしちゃいけないと思ってたから、手を伸ばすことさえしなかった所為。
もっときちんと把握しておけば良かった。なにもかも知らないがために起きた状況
今なら誰に話しても笑われる内容だけど、そのときの本人は死にそうだった。  


後日この生検の結果、病名は「左殿部円形細胞肉腫」という種類の中のユーイング肉腫と診断されました。